介護予防通所介護

 要支援1・2の介護レベルだと判断された高齢者については2006年から介護予防通所介護を利用できることになっています。これは今持っている身体機能が衰えてしまうことを避け、体力が低下してしまわないようにすることを目的としたサービスです。単純にデイサービスセンターに通い、何もかもをしてもらうサービスを受けるだけというわけではありません。
 介護予防通所介護の内容には、介護を必要としてしまう状態になることを予防するために、体力をキープしたり、強化することを目標とした機能訓練や栄養の指導が入っています。その内容を具体的に説明すると、「共通的サービス」という従来の通所介護の内容を提供するサービスと、「選択的サービス」という筋肉を強くし、維持する運動器機能向上や、食事の内容について指導してもらう栄養改善や、口腔洗浄のに関する指導をしてもらう口腔機能向上といったサービスを選ぶ事ができるサービスがあります。今回の改正では、複数のサービスが合わさって行った場合に、2種類や3種類といった組み合わせによる加算が新しく設定されました。
 共通的サービスと選択的サービスの両方共に介護報酬の月額が制定されています。2009年に行われた報酬の改定では、選択的サービスのサービス内容である「栄養改善加算」と「口腔機能向上加算」に関する介護報酬が上がりました。一方、アクティビティ加算については廃止されています。その代わりに生活機能向上グループ活動加算という項目が新たに設定されました。内容については改正後も変わっていません。
 ちなみに、通所介護だけではなく、介護予防通所サービスを利用する際にも昼食費やオムツなどの費用は別途で必要になります。

介護予防通所介護利用料について(要支援1・2)

「共通的サービス」の介護報酬の場合
介護予防通所介護(要支援1の場合)2,226単位→2,099単位/月(要支援2の場合)4,353単位→4,205単位/月
「選択的サービス」の介護報酬の場合
1.運動器機能向上加算の場合・・・225単位/月
→理学療法士を中心として、介護職員や看護職員が利用者に対して運動器機能向上訓練のサポートを実施します。
2.栄養改善加算の場合・・・150単位/月
→栄養が不十分である状態にある利用者や、その恐れがあると考えられる利用者に対して管理栄養士による栄養ケアを行います。
3.口腔機能向上加算の場合・・・150単位/月
→歯科衛生士などを中心として、嚥下障害の改善を行ったりや口腔洗浄のサービスを提供します。
4.生活機能向上グループ活動加算の場合・・・100単位/月
→介護予防通所サービスを行った事業者が生活機能の向上を目標とした支援活動をサービスの利用者に対して行います。サービスの詳細についてはサービスを提供している事業者に問い合わせてください。
5.プログラムをいくつか組み合わせた場合・・・(2種類)480単位/月(3種類)700単位/月

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